日本が舞台で

録画していた『WASABI』(2001年/監督:ジェラール・クラヴジック)を観る。東京でロケしたリュック・ベッソン製作のサスペンス・アクションです。
元諜報員で凄腕刑事のユベール(ジャン・レノ)が唯一愛した女性ミコの急死の連絡が入り、19年ぶりに日本へやって来ます。弁護士から遺産相続人のミコの娘ユミ(広末涼子)の後見人になることを指定されたユベールは、ユミが自分の娘であることに困惑。ユミに遺された遺産は2憶ドル、ミコの死因には不審な点があり、周囲には怪しげな男の影。突然の事態に父親と名乗れないまま、ユベールは昔の諜報員仲間モモ(ミシェル・ミューラー)に協力を要請して、真相解明に乗り出しますが……
全然ワサビがきいていません。アボガド寿司を食べている感じね。フランス式エスプリでなくハリウッドのベタなユーモアも気に入りません。日本が舞台では、CGを使わないアクションだとどうしてもおとなしいものになりますね。ジャン・レノのアクションも消化不良気味です。広末がジャン・レノと共演したことだけが記録に残る作品で~す。
画像左は、ミシェル・ミューラー。

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