続きとなると

録画していた『アイアン・スカイ第三帝国の逆襲』(2019年/監督:ティモ・ヴオレンソラ)を観る。昨日観た『アイアン・スカイ』の続編です。
核戦争によって地球は荒廃してしまい、生き残った人類はかつてのナチス月面基地で細々と生き延びています。しかし、その基地も老朽化し、資源も枯渇。地球の内部にあるというエネルギーを求めて、レナーテ(ユリア・ディーツェ)の娘オビ(ララ・ロッシ)は、技術者のサーシャ(ウラジミール・ブルラコフ)と護衛のマルコム(キット・デイル)とともに地球へ旅立ちます。地球の内部は空洞になっており、ヴリル星人がエネルギーを守っており……
前作に続いてウド・キアの怪演(双子のヴリル星人役で、兄はヒットラーだったという設定)はあるものの、前作と比べると笑いの質はかなり落ちます。ヴリル星人は恐竜時代に地球にきて、猿人を人類にして地球の開拓をさせたのですが、人類が増えすぎて環境が悪化し、人類の指導者になって戦争をおこし、人口増加をくいとめようとしたのですが、アメリカの大統領(前作のステファニー・ホール)が核戦争をおこしたために地球は荒廃。地表に住めなくなって、地下空洞都市アガルタに住んでいるというおふざけ設定。前作のような派手な戦闘シーンはなく、ペットの恐竜に乗ってウド・キアヒットラーが襲ってくるだけでは、笑えませ~ん。

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