原作は知らないが

録画していた『東京喰種トーキョーグール』(2017年/監督:萩原健太郎)を観る。石田スイの人気漫画を実写化したアクションホラーです。
東京には人間を食う喰種(グール)がいて、大学生のカネキ(窪田正孝)はグールのリゼ(蒼井優)に襲われて瀕死の重傷を負いますが、その直後に工事現場の鉄骨が落下して死んだリゼの臓器を移植されて一命を取り留めます。しかし、カネキは半グールになり、普通の食事を受けつけなくなり、グールが集まる喫茶店でアルバイト。グールである店長の芳村(村井國夫)やバイトの女子高生トーカ(清水富美加)との交流を通じてグールの事情を思い知ります。そんなカネキたちの前に、グールの駆逐を目指す捜査官・真戸(大泉洋)と亜門(鈴木伸之)が現れ……
真戸や亜門が使う武器など原作を読んでないとわからない部分がありますな。人類に害を及ぼす特殊能力を持ったマイノリティとなった主人公の苦悩と葛藤という、これまで何度も出てきたテーマ。吸血鬼でなく、喰種グールに変わっただけと言っていいでしょう。人肉を食べるのですから、吸血鬼よりグロいです。窪田正孝の熱演と、大泉洋の怪演が光る作品で~す。

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