観逃していたので

録画していた『トゥルー・クライム』(1999年/監督:クリント・イーストウッド)を観る。死刑囚の無実を立証する新聞記者を描いた社会派サスペンスです。

オークランドの新聞記者エベレット(クリント・イーストウッド)は、交通事故死した女性記者の代わりに死刑執行前の囚人ピーチャム(イザイア・ワシントン)のインタビュー取材を行うことになります。ピーチャムの事件資料に目を通したエバンスは、彼が無実でないかという疑問をだき、ひとり事件の洗い直しを開始。しかし、死刑執行までは12時間しか残されておらず……

丁寧な演出でイーストウッドは巨匠らしい力量を見せています。シリアスになりすぎるところなく、ところどころにユーモアを交えて描いた良質のサスペンス映画。編集長役のジェームズ・ウッドとの「ヤッタのか?」「どうだった?」などと、色談義は笑えます。孫のような当時6歳の娘フランチェスカ・フィッシャー・イーストウッドが娘役で出演しており、映画の中だけでなく実生活でもおさかんですなァ。

画像は、イーストウッドと交通事故死する女性記者役で出演していたディナ・イーストウッド。ディナとは1996年に結婚し、2014年に離婚。ちなみに、フランチェスカ・フィッシャーはフランシス・フィッシャーとの間の娘で、フランシス・フィッシャーも主任検事役で出演していま~す。

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