何も考えずに

録画していた『デンジャラス・ビューティー』(2001年/監督:ドナルド・ペトリ)を観る。潜入捜査のために美人コンテストに出場する羽目になったFBI女性捜査官の活躍を描いたコメディタッチのサスペンスアクションです。

男勝りで色気ゼロ、仕事一筋のFBI女性捜査官グレイシーサンドラ・ブロック)は、連続爆弾魔がミス・アメリカ・コンテストでの爆破予告してきたことから、他に適任者がおらず、相棒のエリック捜査官(ベンジャミン・ブラット)の指揮下でコンテストに潜入捜査することになります。そのためには、ベスト5まで残らねばならず、コンテストの責任者キャシー(キャンディス・バーゲン)は美人教育の専門家のビクター(マイケル・ケイン)にグレイシーの指導を要請。グレイシーは次第に美女へ変身していきますが……

サンドラ・ブロックが美しく変身していくのが見せ場になっています。これに絡んでいくのが、キャンディス・バーゲンマイケル・ケイン。テレビドラマ『TVキャスター マーフィー・ブラウン』でコメディエンヌぶりがすっかり板についてきたキャンディス・バーゲンが、この作品でもクセのある役どころで笑わせてくれます。マイケル・ケインのゲイぶりも可笑しく、この二人の存在がこの映画を面白くしましたね。アクション度は低いものの、小気味のよい展開で愉しめま~す。

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