先週に続いて

今度は『仮面ライダーアマゾンズ 覚醒』(2018年/監督:石田秀範&田崎竜太)を観る。映像配信用ビデオシリーズの『仮面ライダーアマゾンズSeason1』全13話を再編集した劇場版です。

秘密裏に研究されていた人工生命アマゾン4000体が脱走し、人間社会に潜伏。普段は人間に擬態していますが、アマゾンズレジスターという腕輪の効能がきれると怪物に変身して人間を捕食します。アマゾン駆除隊が覚醒したアマゾン退治をしており、アマゾン駆除隊とアマゾンの戦いを目撃した水澤悠(藤田富)が突然仮面ライダーアマゾンオメガに変身。悠の母親・冷華(加藤貴子)はアマゾンを生み出した製薬会社の役員で、人口生命体に自分のDNAを移植したのが悠ね。冷華とアマゾンを共同開発した鷹山仁(谷口賢志)は自分の身体にアマゾン細胞を移植し、仮面ライダーアマゾンアルファとなって独自にアマゾン撲滅をしています。悠はアマゾン駆除隊と行動を共にしているうちに、人間と共存しようとするアマゾンに出会い、罪のないアマゾンを守ることを決意。アマゾンを殲滅する毒ガス・トラロックが散布され、3000体のアマゾンが死滅しますが……

仮面ライダーアマゾンのリブート作品といっても内容は大きく異なります。オリジナルは昆虫でなくトカゲをモチーフにした改造人間でしたが、形状は似ていてもリブートは人口生命体。パンチやキックでなく引き裂きを武器にしているのは同じですけどね。モグラ獣人に似たモグラアマゾンが仲間にいるのも同じ。内容は子供向けでなくヤング層を狙ったものになっていますが、独創性はなくどこかで見たような設定ばかり。シーズン3まであるのですが、観る気がおきませ~ん。

画像は、赤いのがアマゾンアルファで、緑がアマゾンオメガ。

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