続きで

『ちかいの魔球』(福本和也:作、ちばてつや:画)の3巻~5巻を読了。

3巻は、オールスター戦で二宮光は魔球の連投で5人連続三振にうちとりますが、6人目に体力を消耗しすぎて倒れます。1971年のオールスター戦で江夏は9人連続三振という記録を残していますが、61年の時点では5人連続が最高だったんですよ。

肩をいためた光は二軍で調整することになりますが、魔球を投げる時に中指がボールの縫い目に偶然ひっかかってボールが四つに見える新魔球が誕生。

4巻は、新魔球をひっさげて南海ホークスとの日本シリーズです。光の活躍で巨人が優勝し、宮本敏雄と光の二人がMVPに選ばれます。

5巻は、シーズンオフになり光と久保は川上監督の命令で天才打者・大田原の入団勧誘に大阪に行きます。大田原は魔球との勝負を条件に入団を約束しますが、それは魔球の球筋を見極めるのが目的で大田原はすでに阪神との入団契約済みでした。失意の光と久保は、釜ヶ崎にいる豪打者・寿楽寺陣内と出会います。寿楽寺と光は親友になりますが、寿楽寺は光との対決を望んで中日に入団。

国鉄と広島は万年最下位候補だったので、この手の野球マンガでライバル選手が入団することは100%ありませんでしたねェ。

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