日本に関係なくても

録画していた『RONIN』(1998年/監督:ジョン・フランケンハイマー)を観る。謎の任務に体を張る元諜報員のたちの活動を描いたサスペンスアクションです。

各国の諜報機関をリストラされた5人の男が、謎の女ディエドラ(ナターシャ・マケルホーン)によってパリに集められます。仕事はニースにいる男からブリーフケースを奪うこと。男は7~8人の護衛に守られており、戦略に通じたサム(ロバート・デ・ニーロ)が作戦を練り、ヴァンサン(ジャン・レノ)が必要な道具を調達。電子工学の専門家グレゴール(ステラン・スカルスゲード)、運転名人のラリー(スキップ・サダス)、武器専門のスペンス(ショーン・ビーン)がそれぞれの専門分野を担当することになりますが、挑発的な態度をとっていたスペンスが経験の浅さをサムに見破られ、追い出されます。襲撃は成功しますが、グレゴールが裏切って、ブリーフケースをすり替えて逃走。サムとヴァンサンがグレゴールを追いますが……

お互いに初顔合わせなので信用しあえず、怪しい行動をとる者がいるところに面白さがあります。カーチェイスは迫力ありますが、何度も繰り返すものだから後の方になると、「またかよ」といった感じでマイナス。「何も聞かず、何も答えない、それがサムライ=浪人=RONINの仕事」といった解釈になっていま~す。

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