オヤジ・アクション期待で

録画していた『ラスト・バレット』(2019年/監督:フレデリック・プティジャン)を観る。孤高の殺し屋を描いた犯罪サスペンスです。

雪深い山小屋で暮らしているヘンリー(ジャン・レノ)は10か月前に資産家のケスラーを殺した殺し屋。ヘンリーの山小屋へスノーモービルの事故でケガを負ったメロディという女性(サラ・リンド)がたどり着きます。メロディを治療したヘンリーはケガが治りしだい出て行くように要請。その頃、ケスラーが殺された事件を捜査していた刑事カッパ(ジョー・アンダーソン)は、ケスラーの遺産相続人チャーリーがメロディであることをつきとめます。メロディは謎の男に追われており……

捜査の様子と山小屋の様子を並行して描き、話が繋がっていく展開になっています。ジャン・レノはお齢のせいか派手なアクションはなく、その点は期待外れです。前半は悪くないのですが、メロディの目的がはっきりしてからの展開がモタモタしており、サスペンスが盛り上がりません。ジャン・レノ期待で観ると、物足らなさが残りま~す。

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