オッサンついでの惰性で

録画していた『大脱出3』(2019年/監督:ジョン・ハーツフェルド)を観る。スタローンが脱獄のプロでセキュリティのエキスパートを演じるシリーズ第3弾です。

世界的ハイテク企業の令嬢ダヤ(マリース・ジョー)が何者かに誘拐され、ダヤの恋人でかつてダヤの護衛だったシエン・ロー(マックス・チャン)が脱獄のプロであるレイ(シルヴェスター・スタローン)に助けを求めてきます。レイの旧友デローサ(デイブ・バウティスタ)の情報でダヤが“悪魔の砦”と呼ばれる秘密監獄に囚われていることがわかり……

中国資本が入っているせいか主役はマックス・チャン。スタローンとバウティスタはお手伝いね。古い刑務所に侵入して人質を救出するだけの物語で、脱獄もなければ、前2作のような刑務所の構造的面白さもありません。看守になっている傭兵たちをひたすらやっつけるだけね。それも、マックス・チャンの格闘アクションが中心。スタローンとバウティスタは客寄せパンダにすぎません。画像は、中国のインチキ商法みたいなポスターで~す。

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