録画していた『ロスト・バケーション』（2016年／監督：ジャウマ・コレット・サラ）を観る。巨大サメに狙われたヒロインの必死のサバイバル映画です。
医学生のナンシー（ブレイク・ライブリー）は、サーフィンを楽しむために亡き母と子どもの頃に訪れた誰にも知られていないメキシコのビーチにやって来ます。サーフィンに没頭していた彼女は、海中で何かにぶつかり、足に大ケガ。必死に近くの岩場にたどりつきますが、彼女を狙う獰猛な人食いサメは岩の周囲を動き回っており……
殆どがブレイク・ライブリーの一人芝居なのですが、色々な方法でサメとサバイバルの戦いをするので退屈はしません。ホラー度は少ないですが、この手の映画としては上出来です。主人公と寄り添うような傷ついたカモメを登場させたことで物語に膨らみがでましたな。頭がいくつもあるサメとか、空から降ってくるサメと違って現実味がありま～す。
