今度はB級西部劇

西部劇DVDの『荒野の幌馬車』(1953年/監督:ルイス・コリンズ)を観る。開拓用のダイナマイトを運ぶ男たちを描いた劇場未公開の西部劇です。

オレゴンに入植して荒れ地を開拓しているメイス(ビル・エリオット)は、軍からの払い下げのダイナマイトが手に入るというので友人のクライド(ロバート・ロウリー)とチャーチル砦に受け取りに行きます。開拓者のための大量のダイナマイトはニトロを含んだ危険な代物で、退役させられる囚人兵を雇って輸送開始。行く手には、囚人兵の反抗や、インディアンの襲撃、ダイナマイトを横取りしようとする鉱山採掘者の一味が待ち受けており……

面白くなるような設定ですが、ダラダラした演出で緊迫感が全然ありません。トラブルもあっさり片付いて、何じゃコリャという展開です。ハラハラ感を期待したのにねェ。

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