SFといっても

録画していた『ジェミニマン』(2019年/監督:アン・リー)を観る。最強のスナイパーと彼を倒すために生み出されたクローンとの戦いを描いたSFアクション映画です。

引退を考えていた伝説的暗殺者ヘンリー(ウイル・スミス)は何者かに襲われ、自分を監視していたダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)を問い詰めますが、ダニーも一緒に襲われ二人で逃走。正体不明の襲撃者はヘンリーの動きや考えを見越しており、ヘンリーも相手の行動が何故か予測できます。襲撃者は若い自分自身のクローン(ウイル・スミスの二役)で、背後にいるのがかつての仲間で現在は軍需会社ジェミニ社の社長ヴァリス(クライブ・オーエン)とわかり……

CG処理により、青年のウイル・スミスと少年のウイル・スミスが出てきます。SFらしいのは、そこだけね。あとは、劇的な展開があるわけじゃなく、通常のアクション映画と変わりありません。齢をとってもバイク・アクションはなかなかのもの。トム・クルーズといい勝負ですな。ウイル・スミスが好きなら楽しめるでしょうが、私はそうじゃないので、退屈しない程度のものでした。

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