録画していた『FREAKS フリークス 能力者たち』(2018年/監督:アダム・スタイン&ザック・リポフスキー)を観る。超能力が覚醒した少女と、それを巡る家族を描いたSFアクションです。
7歳の少女クロエ(レクシー・コルカー)は父親(エミール・ハーシュ)と隠れて生活しています。父子はフリークスと呼ばれる超能力者で、政府は人類の敵とみなして、彼らを抹殺しようとしているのね。ある日、父が眠っている隙に家を出たクロエは祖父(ブルース・ダーン)と出会います。外出を父に叱られたクロエは感情を高ぶらせたことで特殊能力を覚醒。クロエは人の心の中に入り込むことができ、操ることができます。テレパシーで母(アマンダ・クルー)が政府の特殊施設に監禁されていることを知ったクロエは母を救けようと考え……
父親は時間を止める能力を持っていて、起きている間は外の世界の時間を止めているんですな。家の中だけは時間が動いていて、外は母親が政府に拉致されてから数か月しか経っていないのに、家の中では数年経過しているという設定。そのことは、後半になってわかるんですけどね。サスペンスタッチの前半から後半はアクション全開。CGは安っぽいですが、可愛い中に怖さのあるレクシー・コルカーの演技に脱帽で~す。