一挙観で

録画していた『ジョン・ウィック』(2014年/監督:チャド・スタエルスキ)を観る。伝説の殺し屋の復讐を描いたアクション映画です。

愛妻を病気で亡くしたジョン・ウィックキアヌ・リーブス)は、愛妻が送ってくれた子犬に心を癒され平穏な生活を送っていましたが、ジョンの愛車69年式ムスタングに目をつけた悪党に自宅を襲撃され、車を奪われただけでなく、子犬も殺されてしまいます。奪ったのはロシア・マフィアのボス(ミカエル・ニクヴィスト)の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)で、ジョンは復讐を決意。ジョンがかつて裏社会で恐れられた伝説の殺し屋ということを知っているボスは、息子を守るためにマーカス(ウィリアム・デフォー)やパーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)といった凄腕の殺し屋を雇いますが……

鉛筆1本で3人の男を殺した伝説の殺し屋という割にはチンピラにやられてアレレと思ったのですが、5年の引退生活で研ぎ澄まされた感覚が鈍っていたんですな。その感覚が甦るや、ドンパチと格闘の連続で相手を葬っていきます。格闘も素手だけで倒すのでなく、相手を倒して銃で頭をブチ抜くというもの。スピード感があって、アクション映画としては上出来だと思います。裏社会の聖域コンチネンタルホテル(この場所で争ってはいけないという掟がある)の存在なんて、現実的じゃないのですが、面白い設定です。ホテルでジョンを殺そうとしたパーキンズは、ホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)に殺されま~す。

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