ついでに

録画していた『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999年/監督:三池崇史)を観る。刑事とヤクザの対決を描いたバイオレンス・アクションです。

新宿署の刑事・城島(哀川翔)は、歌舞伎町で起きた中国マフィア襲撃や現金強奪事件にただならぬ臭いを感じ、上司の奥山(本田博太郎)の圧力も無視して、部下の井上(寺島進)と徹底的に洗いはじめます。中国マフィアの陳(鶴見辰吾)とヤクザの青木(石橋蓮司)は手を結んでいることがわかり、捜査線上に浮かんできたのが龍(竹内力)と呼ばれる中国残留孤児三世。一連の事件は歌舞伎町でのし上がろうとする龍一味の仕業で、城島は執拗に龍を追いますが……

Vシネマの顔である哀川翔竹内力が競演。警察署長役で平泉成が、龍に殺される中国マフィアの役で大杉漣が顔見せ程度に出演しており、脇を固めるのも個性派俳優ばかりで、見ていて暑苦しくなります。ラストの哀川翔竹内力の対決はメチャクチャで、破綻とみるか意図した演出とみるかで評価が分かれま~す。

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