最後に

録画していた『アンダーワールド 新種襲来』(2020年/監督:エドワード・ドレイク)を観る。“アンダーワールド”シリーズは吸血鬼(ヴァンパイア)と狼人間(ライカン)の戦いを描いたものでしたが、それとは全く別の、題名に偽りありの最低映画。

シンクレア家は当主の祖父オーガスト(ティモシー・V・マーフィ)が絶対権力を握る富豪の一族。孫娘のチャンス(エイヴリー・コンラッド)は、一族に伝わる遺伝子の病で直射日光に弱く、定期的に輸血をしています。通う高校で暴力事件をおこしたチャンスは、オーガストが暮らす城で謹慎。一族には呪わしい儀式があって、チャンスの両親は毒殺のエキスパートである青年シェフ(ジョナサン・リプニッキ)を雇い、儀式廃止のためにオーガストを暗殺して当主の座を奪おうとしますが……

ヴァンパイアを殺す毒があるなんて知りませんでした。それが売りで、アクションシーンはなく、毒殺サスペンスになっています。だけど、酷い脚本にダラダラした展開で退屈、退屈。C級映画でも昔は観るべきところが少しはあったのですが、最近はZ級のクソ映画ばかり。エド・ウッドのような映画愛なんか全然ありませ~ん。

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