毎度お馴染みで

録画していた『フッド:ザ・ビギニング』(2018年/監督:オットー・バサースト)を観る。レオナルド・ディカプリオがプロデュースしたロビン・フッド誕生物語です。

恋人マリアン(イヴ・ヒューソン)と幸せな生活をしていたロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)でしたが、国王の命令で十字軍の兵士として出征。4年後、帰国したロビンは自分が死んだことにされ、土地も財産も没収されたことを知ります。ノッティンガムの長官(ベン・メンデルソーン)は教会と結託して圧政を行っており、十字軍へ送る物資を横領。そんな中、ロビンの前に戦地で敵として戦ったジョン(ジェイミー・フォックス)が現れます。ジョンの目的は英国への復讐。ロビンはジョンと手を組み、フッドを被って正体を隠し、長官が庶民から強奪した金品を奪い、反逆を開始……

海外ドラマ『アロー』を見ているような弓アクションに、現代風な服装。毎度お馴染みのロビン・フッドの物語なんですが、中世イングランドの臭いがしないんですよねェ。時代劇は、小道具にもこだわって欲しいです。アクションはスピード感があるものの、とりたてて凄いということもなく、足を蹴っ飛ばしたら回転して相手が倒れるという最近では定型となっている技闘ばかりで如何ってことなし。内容は、ご都合主義で展開するB級アクションで~す。

f:id:nostalji:20201225065113j:plain