ホラーでなく

録画していた『エスケープ・ルーム』(2019年/監督:アダム・ロビデル)を観る。“脱出ゲーム”を題材にしたシチュエーションスリラーです。

謎の送り主から受け取った招待状に応じ、賞金1万ドルの体験型脱出ゲームに6人の男女が参加します。ゾーイ(テイラー・ラッセル)、ベン(ローガン・ミラー)、アマンダ(デボラ・アン・ウォール)、ジェイソン(ジェイ・エリス)、マイク(タイラー・ラビーン)、ダニー(ニック・ドダーニ)の共通点は、大事故での生存者だったこと。死の罠が仕掛けられた密室から、パズルや暗号を協力して解き、脱出を目指しますが……

熱せられる部屋、氷上の極寒の部屋、天地が逆さになるビリヤード・バーなどからの脱出で、次々に仲間が死んでいき、生き残るのは誰か。そして送り主の正体をつきとめることができるのか。という、これまでにも似たような作品がありましたな。テンポよく飽きさせない展開ですが、サスペンスとしての盛り上がりは今イチ。続編を予想させる終わり方をしており、B級作品としては満足できるものだったので、次作を期待で~す。

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