週に1度は西部劇

西部劇DVDの『無法地帯』(1941年/監督:アルフレッド・E・グリーン)を観る。無法の町デッドウッドを舞台にした虚実ないまぜの西部劇です。

デッドウッドの酒場の主人ボブ・ホリデー(ブロドリック・クロフォード)から命じられて弟のジム(ロバート・スタック)は、兄の許婚者アン(アン・ルザーフォード)をセントルイスへ迎えに行きます。ボブには愛しあっていたジェーン(フランセフ・ファーマー)いましたが、ボブは男勝りのジェーン(カラミティ・ジェーンね)とは結婚する気がなく、ジムの気持ちは複雑。アンとは何年も会っていませんでしたが、ジムとアンはすぐに打ちとけ、アンと愛し合って二人はセントルイスから同行する途中で結婚。これを聞いたボブは、怒りのあまり酒をあおり、悪党のマッコール(ロン・チャニー・JR)一味に加わります。保安官となったジムは、ワイルド・ビル・ヒコック(リチャード・ディックス)の援けをかりて、インディアンに化けて駅馬車を襲うマッコール一味を追いますが……

テレビドラマ『アンタッチャブル』で有名になったロバート・スタックの若き日の主演作ということで、昔から題名だけは知っていた作品。射撃名人のカラミティ・ジェーンや、マッコールに背後から射殺されるビル・ヒコック、スー族に襲撃されるデッドウッドの町に駆けつける第7騎兵隊のカスター将軍と賑々しく展開します。人間ドラマは薄っぺらいものですが、気楽に楽しめる作品で~す。

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