殺し屋修行期待で

録画していた『リズム・セクション』(2020年/監督:リード・モラーノ)を観る。家族を殺された女性が暗殺者訓練を受けて復讐するサスペンス・アクションです。

3年前に家族を飛行機事故で失い、そのトラウマからドラッグに依存し売春生活をしていたステファニー(ブレイク・ライヴリー)の前にジャーナリストのキース(ラザ・ジャフリー)が現れ、事故がテロだったことを知らされます。実行犯を探っていたキースは何者かに殺され、彼が残したヒントを手がかりに、ステファニーはキースの協力者だったイアン(ジュード・ロウ)に接触。イアンは元MI6の凄腕エージェントで、航空機墜落事故の主犯を追っていました。ステファニーはキースから殺し屋訓練を受け、事故に関係した人物を暗殺していきますが……

殺しとは無関係の世界に生きてきた女性が、ヘマをしてはピンチ、何とかピンチを脱出して目的達成を繰り返しながら、ラストでは教官を出し抜く殺し屋に成長。ヘタレ時代が長くて、ダラダラ展開するのでサスペンスが盛り上がりません。颯爽とした美人スパイが悪党をぶちのめすという期待は見事に外れで~す。

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