続いて

ビリー・ザ・キッド幻のガンマン』(2017年/監督:クリストファー・フォーブス)を観る。ビリー・ザ・キッドと、それを追う賞金稼ぎたちとの戦いを描いたアクション西部劇です。

スミス・ウォーレン団という賞金稼ぎの組織に追われて、ビリー・ザ・キッドは姿を消し、いつしか幻のガンマンになります。リンカーンの町を牛耳る権力者ランドンは、キッドの父親に甥を殺されたことから復讐を誓い、スミス・ウォーレン団を雇ってキッドと父親を執拗に追跡。父親の危機を知ったキッドはリンカーンの町に現れ……

史実の町や名前は出てきますが物語は全くのフィクション。最初のスミス・ウォーレン団とのショボイ銃撃戦とショボイ演技に脱力感。素人さんが趣味で西部劇ゴッコをしているような作品です。西部劇には必然の荒野を馬で行くロングショット映像はなく、レトロ感のある建物で西部開拓時代の雰囲気を出そうとしていますが、コンクリートの階段や鉄の柵が出てきて興覚め。物語も何が何やらわからず、私がこれまで観てきた西部劇の中でもワースト1で~す。

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