最後に

『リベンジ・ガンショット非情の追跡者』(2016年/ティモシー・ウッドワード・Jr)を観る。家出した娘を悪党から救い出す凄腕親父を描いたアクション西部劇です。

元ガンマンのクレイ(マイケル・パレ)は、農夫として家族と幸せな日々をすごしていましたが、息子がガラガラ蛇に噛まれて死に、妻エミリア(コンスタンス・ブレンマン)は情緒不安定になって家族間に溝ができます。娘リリー(ブリタニー・ウィリアムズ)はそんな生活に嫌気がさして家出。ハーヴェイ・ガールズに応募するために娘が向かったウイチタで、クレイはリリーが売春酒場に売られたことを知ります。クレイは娘を売り渡した男を殺し、売られた先のダッジティーへ……

B級スターのマイケル・パレ主演なので、当然B級西部劇。昨日の『ビリー・ザ・キッド幻のガンマン』が酷すぎたので、上出来(全然違うけどね)に思えましたよ。不要な展開や、おかしな演出もありますが、西部劇の特徴は出ていたので是としましょう。それと、御齢80歳のクリス・クリストファーソンが老体ながらも、かっこよく登場したので満足。「女を殴る奴は許せない」と、クリストファーソンが言うだけで嬉しくなるので~す。

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