時代劇の次は西部劇

録画していた『バンディダス』(2006年/監督:ヨアヒム・ローニング)を観る。美女二人がメキシコを舞台に、復讐のために銀行強盗するコミカル西部劇です。

アメリカの大手銀行に雇われた悪党ジャクソン(ドワイト・ヨーカム)に、鉄道用地買収のために農場を焼かれたマリア(ペネロペ・クルス)と、父親が殺されて銀行を乗っ取られたサラ(サルマ・ハエック)は、伝説の銀行強盗ビル(サム・シェパード)に教えをこい、自分たちの復讐と、銀行に土地を奪われたメキシコの民衆のために銀行強盗を開始。神出鬼没の彼女たちを捕らえるために科学捜査官のクック(スティーヴ・ザーン)がやって来ますが……

ずっと以前に字幕なし輸入DVDで観ているんですが、今回は日本語吹替えバージョン。育った環境や価値観の違いからくるマリアとサラのやりとりがわからなかったのが、今回よくわかったのですが爆笑とまではいきませんでしたね。

サム・シェパードが二人を鍛えるシーンなど、部分的には面白いところはあるのですが、全体的には中味は薄く、褒められたものではありません。はしゃぎまわるペネロペ・クルスサルマ・ハエックを見るだけの作品で~す。

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