録画していた『ブラッドショット』（2020年／監督：デヴィッド・Ｓ・Ｆ・ウィルソン）を観る。最新テクノロジーで生き返った男が妻を殺した男に復讐するアメコミが原作のＳＦアクションです。
凄腕海兵隊員だったレイ・ギャリソン（ヴィン・ディーゼル）は妻（タルラ・ライリー）と一緒に拉致され二人とも殺されます。しかし、ギャリソンはエミール・ハーティング（ガイ・ピアース）が開発した“ナナイト”と呼ばれるナノテクノロジーによって蘇生。記憶を失っていますが、人体改造された肉体は超人的パワーと回復力を備えています。施設ではブラッドショットと呼ばれ、元海軍の女性兵士Ｋ・Ｔ（エイサ・ゴンサレス）と友情を築いていくうちに記憶が甦り……
ＣＧ満載のアクションでヴィン・ディーゼルが無敵ぶりを発揮。撃たれても撃たれても、瞬時に再生するので、近づいてマシンガンでブチ殺せばいいのに、格闘するバカさ加減はやっぱりアメコミ。グチュグチュになった顔が再生していくところを見せたかったんでしょうね。記憶の一部から自分を拉致した一味の正体を捜し出していくところがサスペンスになっており、この手の作品としては悪くない出来で～す。
