少し古いが

録画していた『コンスタンティン』(2005年/監督:フランシス・ローレンス)を観る。天使や悪魔を見分けることができるエクソシスト探偵が活躍するアメコミが原作のオカルトアクションです。

魔物の存在を見極めることができる特殊能力を持つコンスタンティンキアヌ・リーブス)は、人間界に侵食しようとする魔物を退治して地獄へ送り返す戦いを続けています。一方、ロサンゼルス市警の女刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)は、妹の自殺が受け入れられず、真相を究明しようと独自に調査。世界の異変を感じ取っていたコンスタンティンは、アンジェラの妹の死が関連していると考え、アンジェラと一緒に行動を開始しますが……

世界は、天国・人間界・地獄からできており、天国と地獄が人間界の裏側でせめぎあいをしているという海外ドラマ『スーパーナチュラル』と同じ世界観ですな。アメコミの原作にしては、バカさ加減がなく、真面目な内容。物語展開もダレることなく、キアヌ・リーブスのアクションシーンも悪くありません。だけど、自殺すると地獄に行くというキリスト教の宗教観は日本人にはピンとこないかもしれませんね。神から与えられた命は、自分勝手に処分しちゃダメということね。細川ガラシャは、地獄へ行くのが嫌で、家臣に自分を殺すように命じたんですなァ。

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