泥棒映画なので

録画していた『Mr.&Ms.スティーラー』(2019年/監督:マット・アセルトン)を観る。凄腕の美術品泥棒と美貌を武器に詐欺を働く女が手を組んで、一世一代の大仕事に挑むクライムアクションです。

アイヴァン(テオ・ジェームズ)は組織のボス(フレッド・メラメッド)からの依頼で盗みをしていましたが、組織から抜けたいと考えています。そんなある日、標的の美術品が置かれた豪邸のパーティーに潜入したアイヴァンは、美女のエリス(エミリー・ラタコウスキー)と遭遇。エリスは女優でしたが芽が出ず、借金を返すために美貌を武器にパーティー客相手に詐欺を働いていました。仕事先で何度か出会ううち、互いの素性を知った二人は人生の逆転をかけて手を組みますが……

盗みのテクニックも詐欺のテクニックも平凡で、泥棒映画としては今イチ。暴力的なボスとの対決もサスペンスが不足。テオ・ジェームズとエミリー・ラタコウスキーはスタイリッシュで悪くなかったんですけどねェ。

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