週に1度は西部劇

友人に送ってもらった『荒野の追跡』(1954年/監督:ジェシー・ヒッブス)を観る。父と弟を殺された男が故郷に帰ってきて犯人捜しをする西部劇です。

鉄道技師のクレイ(オーディ・マーフィ)は、父と弟が牛泥棒に殺されたという知らせを受けて故郷に帰ってきます。保安官のケニヨン(ポール・バーチ)と弁護士メレディス(ウィリアム・プレン)は、遺産を受け取って町を去るようにクレイに言いますが、クレイは犯人捜しを決意して保安官助手に志願。ケニヨンとメレディスが犯人かもしれないと言うキンケード(ダン・デュリエ)を捕まえに行きますが……

父と弟が殺されるシーンで、犯人はケニヨン、メレディス、ジェド(ラッセル・ジョンソン)とわかっており、興味はクレイがケニヨンたちの悪事をどうやって見破るかなんですか、そういったサスペンスよりクレイとキンケードの奇妙な友情に重点をおいています。キンケード役のダン・デュリエの陽気な無法者ぶりがグッド。主役のオーディ・マーフィを完全に食っていま~す。

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