海外ドラマから

録画していた『ブロディガル・サン 殺人鬼の系譜(全20話)』を観了。悪名高いシリアルキラーを父に持つプロファイラーが、特異な経験と才能を活かしてニューヨーク市警で難事件を解決していくクライムサスペンスです。

23件の殺人容疑で精神病院に収容されているマーティン(マイケル・シーン)を父に持つマルコム(トム・ペイン)は、類まれなるプロファイラー能力をニューヨーク市警の警部補ギル(ルー・ダイヤモンド・フィリップス)にかわれて異常犯罪の捜査に協力。マーティンが女性4人を殺した事件の模倣犯が現れ、母のジェシカ(ベラミー・ヤング)は反対しますが、意見をきくためにマルコムは父と再会します。一方、テレビのニュースキャスターをしているマルコムの妹エイズリー(ハルストン・セイジ)はマーティンに単独インタビューを試み……

基本的には1話完結の物語展開ですが、解決した事件が次のエピソードに影響を与えるという面白い構成。異常犯罪を解決する度に、マルコムは自分も父と同じような殺人鬼になるのではないかというトラウマを抱えます。最終話では、母が親しくしている権力者エンディコットが法では裁くことのできないとんでもない悪党で、マーティンはマルコムに殺すしか解決できないとアドバイスエイズリーを人質にとったエンディコットにマルコムに銃を向けますが、エンディコットはエイズリーに殺され、第2シーズンへ続きます。殺人鬼の血を継いだのは、妹エイズリーだったのか、次シーズンも見逃せませ~ん。

画像は、左からマイケル・シーン、ベラミー・ヤング、トム・ペイン、ルー・ダイヤモンド・フィリップス。

f:id:nostalji:20210405123810j:plain