昨日の続きで

DVD『夕日と拳銃』の第3~5回を観る。

伊達麟之介(工藤堅太郎)は逸見六郎(小松方正)と、暴漢に襲われている山岡厳山(佐々木孝丸)と娘の綾子(扇千景)を救います。二人は、麟之介の友人・山岡慎太郎(田浦正己)の父と姉。堅苦しい伊達家と違って山岡家は自由で、麟之介は山岡家に入り浸るようになります。綾子は麟之介を弟のように想い、麟之介は綾子に思慕の念を抱き、惹かれあうようになりますが……(第3回)

壮士・浅井天涯(南道郎)に感化されて満州で3年放浪した麟之介は、日本へ帰ってきます。結婚して醍醐侯爵夫人となった姉の珠代(家田佳子)から祖父・時宗(中村雁治郎)が亡くなったことを知らされ、居づらい伊達家を避け、山岡家に居候。慎太郎は帝大に入学し、ボートに熱中。ボート部の練習に因縁をつけて金をたかろうとするヤクザが慎太郎と綾子(扇千景)を脅します。麟之介はヤクザを撃退しますが、彼らの兄貴分の日笠と決闘になり……(第4回)

日笠を撃ち殺した麟之介は逮捕されますが、正当防衛が認められて釈放。人を殺したという自責の念にかられた麟之介は日笠の妹おこう(今井和子)を訪ねます。「好きなようにしてくれ」と、拳銃を差し出した麟之介に、最初は憎しみの目を向けて拳銃を手にするおこうでしたが……(第5回)

麟之介と綾子のラブロマンスの始まりです。おこうも麟之介に惹かれているし、恋の相手じゃないですが姉の珠代も麟之介に理解があって、女性にモテますなァ。工藤堅太郎は少し演技過剰気味。初の主演作品とあって、気がはいりすぎなのでしょう。扇千景さんが美麗で~す。

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