続いて今日も

DVD『夕日と拳銃』の第9~10回を観る。

伊達麟之介(工藤堅太郎)は、恋に破れたアロン(嘉手名清美)に撃たれた銃弾を摘出するために東京へ帰ってきます。関東大震災の後、東京はすっかり変貌。姉の珠代(家田佳子)に松源(花沢徳衛)の居所を聞いた麟之介は、松源を訪ねます。松源の娘・千代(姿美千子)は大きくなっており、麟之介との再会に大喜び。麟之介は帝大病院入院までの間、松源の家に厄介になります。その頃、綾子(扇千景)もパリから帰郷。千代は帝大病院に入院した麟之介のことを綾子に知らせますが……(9回)

手術を終えた麟之介は、松源や千代の手助けで順調に回復に向かっていました。綾子は麟之介の静養のために北海道に別荘を建て、一緒に過ごすことを計画。麟之介は、張作霖が殺されたことを知り、さらに訪ねてきた関東軍の海江田参謀(藤岡重慶)から、第二の張作霖の座を狙う馬賊同士の戦いが始まったことを知らされ、綾子と別れて満州に帰ることを決意……(10回)

麟之介が学習院を訪ねるシーンがあるのですが、院長室に飾ってあった写真は本物の乃木大将。演じた市川小太夫の写真ではありませんでした。目玉は、当時大映の青春スターだった姿美千子の出演。物語に大きな進展はなく、麟之介と綾子の恋の行方ばかりで~す。

画像は、千代役の姿美千子。

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