最後は

セルBDの『クライシス・オン・インフィニット・アース』を観る。『エルスワールド』の続きで、『スーパーガール(シーズン5)』の9話、『バットウーマン』(シーズン1)』の9話、『フラッシュ(シーズン5)』の9話、『アロー(シーズン8)』の8話、『レジェンド・オブ・トゥモロー(シーズン5)』の1話のクロスオーバー・エピソード集です。

クライシスが起こり、アンチマターの波によってマルチアースが次々に消滅していく中、モニター(ラモニカ・ギャレット)の指示を受けたライラ(オードリー・マリー・アンダーソン)がヒーローたちをスーパーガール(メリッサ・ブノワ)がいるアース38に集めます。モニターが最後の砦として用意したアンチマターによる反物質の波を反転させ、エネルギーを相殺する機能のあるタワーを守るため、タワー内ではアロー(スティーヴン・アメル)、ミア(キャサリンマクナマラ)、バットウーマン(ルビー・ローズ)、アトム(ブランドン・ラウス)が、タワー外ではスーパーガール、スーパーマン(タイラー・ホークリン)、フラッシュ(グラント・ガスティン)がタワーを破壊にきたシャドウデーモンの大軍と交戦。一方、人々をアース1に避難させるためにジョン(デヴィッド・ヘアウッド)とブレイニー(ジェシー・ラス)は宇宙船を用意し、アレックス(カイラ・リー)がレナ・ルーサー(ケイティ・マクグラス)に協力要請して次元ポータルを完成し、宇宙船を転送します。しかし、タワーの防御と次元ポータル完成までの時間稼ぎの戦いの中でアローが死亡。

アースを救うには七人のパラゴンが必要で、1人目は“希望”のスーパーガール、2人目は“運命”のホワイトキャナリー(ケイティ・ロッツ)、5人目は“誇り”のジョン、6人目は“愛”のフラッシュ、7人目は“人間性”のライアン・チョイ博士。3人目の“真実”と4人目の“勇気”は、失意のクリプトン人と未来のコウモリとだけわかっていて人物はわかりません。スーパーマンとロイス(ビッツィー・トゥロック)、スーパーガールとバットウーマンが3人目と4人目の人物を捜索。一方、フラッシュとホワイトキャナリーとミアはアローを蘇らすべく、コンスタンティン(マット・ライアン)に相談。ラザラス・ピットを使ってアローの肉体オリバーは甦るのですが魂は肉体に戻ってきません。コンスタンティンは魂をもとに戻すためにルシファー(トム・エリス)に会いに行き、ルシファーからもらったカードでオリバーの魂がいる煉獄へ。オリバーに会うことができますが、オリバーは別の使命を全うするため煉獄から出ることを拒否。

3人目のパラゴンは、運命の書を使ってシナリオを書き換えたレックス・ルーサー(ジョン・クライヤー)で、4人目はバットウーマンとわかりますが、アンチモニター(ラモニカ・ギャレット)によってモニターは倒され、アース1も消えさり、残るは7人のパラゴンが乗る宇宙船だけ。彼らの前にオリバーの姿をした幽霊のような存在スペクターが現れ、モニターが宇宙の起源をさぐる時間旅行に失敗して、アンチモニターを生み出し、別次元の世界を開いたことを告げます。アンチマターの世界で7人のパラゴンはシャドウデーモンと戦い、オリバー=スペクターはアンチモニターと一騎打ち。オリバーはアンチモニターを倒し、新しい宇宙がよみがえります。

ルシファーやコンスタンティン、ブラックライトニング(クレス・ウィリアムズ)といった他のテレビシリーズの主人公も登場し、人気シリーズだった『ヤングスーパマン』のクラーク(トム・ウェリング)とロイス(エリカ・デュランス)も顔を見せ、さらには映画“ジャスティスリーグ”シリーズに登場するフラッシュ(エズラ・ミラー)も他のアースのフラッシュとして現れるという賑やかさ。そのため、いたずらに無理やりストーリーを作ったところがありますね。お祭り気分で楽しむ作品で~す。

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