週に1度は西部劇

友人に送ってもらった未見のマカロニ西部劇『ロイ・コルト&ウィンチェスター・ジャック』(1970年/監督:マリオ・バーヴァ)を観る。

拳銃の名手ロイ(ブレット・ハルゼイ)とライフルの名手ジャック(チャールズ・サウスウッド)の二人は無法者一味のリーダーでしたが、ロイはジャックと喧嘩別れして一味から去ります。ロイは拳銃の腕を見込まれて保安官になり、町長が秘密の場所に隠している大量の砂金を守るために出発。インディアン娘のマニラ(マリル・トロ)を救ったジャックはマニラを連れて仲間と盗賊稼業に精を出しますが、砂金の隠し場所の地図を手に入れたロシアの悪党レバウンドと手を組むことになり……

ガンプレイが中心だったブームが衰え、コメディー色の強いマカロニが多くなる先駆けの作品。ホラー映画専門のマリオ・バーヴァなので畑違いが明瞭。中途半端なコミカルさで、笑えるものではありません。展開もゆるく、音楽もそれに合わせたかのようにゆるく、凡作で~す。

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