少し古い作品だが

録画していた『フェイクシティ ある男のルール』(2008年/監督:デヴィッド・エアー)を観る。凄腕刑事が警察内部の不正を暴くポリスアクションです。

ロサンゼルス市警の刑事ラドロー(キアヌ・リーヴス)は、悪党を容赦なく射殺することから内部監察のヒッグス警部(ヒュー・ローリー)に目をつけられます。ラドローの上司ワンダー警部(フォレスト・ウィテカー)は、ラドローの腕を買っており、不都合な証拠を隠滅。ヒッグスに協力しているラドローの元相棒だったワシントンが、ラドローの目の前で二人組の強盗に惨殺され、ラドローは若い担当刑事ディスカント(クリス・エヴァンス)に接近し、自ら犯人捜しに乗り出します。捜査を進めていくうちに、警察内部に大きな不正があることがわかり……

ワシントンが麻薬密売人と取引している汚職警官で、仲間割れで殺された事件と公表された段階で、ワンダーが証拠を捏造してワシントン殺害に関係していることが簡単に予測できます。そして、真実を知ったラドローとワンダー一味との戦いに展開。特筆するアクションもなく、意外性もなく、人間ドラマも薄味で、際立った演出もなく平凡な作品で~す。

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