昨日に続き

田村正和主演のテレビ時代劇『新吾十番勝負』の14~26話を観る。

松平頼安(大瀬康一)の領地・伊予西条で正月を過ごしますが、公家の姫(東山明美)の暗殺事件(14~15話)に巻き込まれた後、新吾(田村正和)は秩父の自源流道場へ帰ります。新吾に弟子入りしてきた鹿島の佐吉(河野秋武)を助けて、悪ヤクザと結託して悪事を働く鹿島代官を成敗(16~18話)し、鹿島神宮に代参してきた母・お鯉の方(扇千景)と涙の対面。

19話からは1話完結で、将軍家に敵対する不穏勢力を探っている頼安に協力して強敵を倒していきます。剣豪対決だけでなく、忍者とも対決。頼安は殿様のくせに虚無僧姿で旅をしており、隠密剣士みたい。新吾の育ての親・真崎庄三郎(牧冬吉)も頼安と新吾を援けて忍者姿になったりして霧の頓兵衛ね。

16~18話では、鹿島の佐吉の子分役で山城新伍が出演していましたが、クレジット表示は本名の渡辺安治。何か理由があるんですかねェ。

20話では、新東宝が倒産して松竹に移り、作品にめぐまれず不遇をかこっていた菅原文太が忍者の首領役で出演。

25話では、初代テレビ新吾だった江見俊太郎が爆破テロリストの首領役で田村新吾と対決。

5~6話に登場した新吾の宿敵・武田一真南原宏治)が24話に再登場しますが、決着はつきません。南原宏治の演技はくさいのですが、何故かひきつけられます。26話では、東千代之介との対決もあるよォ。

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