オカルト続きで

録画していた『ゴーストシップ』(2002年/監督:スティーブ・ベック)を観る。40年前に行方不明となった豪華客船を舞台にしたB級オカルトホラーです。

モーリーン(ジュリアナ・マルグリーズ)と相棒のマーフィ船長(ガブリエル・バーン)率いる海洋サルベージ・チームは、空軍パイロットのフェリマン(デズモント・ハリントン)からベーリング海を漂流している船の調査を頼まれます。フェリマンもクルーに加わりサルベージ船で出港。そして、1962年に大西洋上で突然姿を消した豪華客船を発見します。船内に入ったクルーたちは大量の金塊を発見しますが、異常現象がおこりはじめ……

船上パーティー中に、乗客たちがワイヤーで両断されるというショッキングなシーンに始まり、船内に入ったモーリーンが真相を少しずつ暴いていくという展開になります。モーリーンは少女の幽霊から、船内には悪の刻印がある地獄へ落ちる幽霊と、そうでない幽霊が悪魔のしもべによって捕らわれていることを知らされます。悪魔のしもべは船を利用して悪魔に魂を送っているのね。悪魔のしもべが誰であるかすぐに予想がつきます。ショッキングなのは冒頭シーンだけで、竜頭蛇尾。ラストは蛇足。船を破壊することで少女は両親のいる天国へ行くことができてメデタシ、メデタシで~す。

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