これもオカルト

録画をしていた『悪魔を憐れむ歌』(1997年/監督:グレゴリー・ホブリット)を観る。時空を超えて人から人へ憑依して殺人をおこす悪魔と刑事の戦いを描いたオカルト・サスペンスです。

フィラデルフィアの刑事ジョン(デンゼル・ワシントン)は、彼が捕えた連続殺人犯リースの死刑に立ち会います。リースは、謎の言葉と「俺は自由になって戻ってくる」という歌を口ずさみながら死亡。その後、リースと同じ手口の殺人が連続して発生。ジョンはリースが遺した謎の言葉を手掛かりに捜査を進めますが、神学教授グレタ(エンベス・デヴィッツ)から現実を超越した恐るべき悪魔が関わっていることを知らされます。上司のスタントン警部補(ドナルド・サザーランド)に話しても信じてもらえず……

サスペンスを基調としており、血みどろスプラッターはありません。悪魔視点の映像と悪魔の独白を絡めて展開していく構成はユニーク。悪魔の弱点を、古文書を調べてつきとめるのは定番ですな。ラストの処理(猫には気をつけろ)は好みが分かれるでしょう。それにしても、理由なく人を殺したくなったら悪霊のせいなんですね。最近のニュースを見ていると、日本にも悪霊に憑かれた人が多くなったようで~す。

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