タイムトラベルということで

録画していた『2067』(2020年/監督:セス・ラーニー)を観る。地球滅亡を防ぐために未来に行った男が現世界の陰謀を知るSFサスペンスです。

酸素の減少と疫病で人類が滅亡寸前となった2067年。原子炉保全の仕事をしているイーサン(コディ・スミット・マクフィー)は、人工酸素の製造で世界を牛耳るクロニコープ社に呼び出されます。同社が極秘実験中のタイムマシンに407年後の未来から「イーサンを送れ」のメッセージが届いたんですな。大量の電力を消費するためにタイムマシンで送れる人間は一人。未来に人類がいると予測され、人類と病気の妻が救えると思い、イーサンは407年後に旅立ちます。未来は植物が繁茂する人類のいない変わり果てた世界で、イーサンはクロニコープ社で自分の死体を発見し……

自分の死体が残っていた謎が今イチわかりません。イーサンは自分の死体を発見したことにより、クロニコープ社の陰謀を知るのですが、既に死んでいるのなら現在の自分はいないはずです。ハッピーエンドでも理屈不明の悶々作品で~す。

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