原作が同じということで

録画していた『狼の死刑宣告』(2007年/監督:ジェームズ・ワン)を観る。ブライアン・ガーフィールドの小説『狼よさらば』の2度目の映画化です。

ニック(ケヴィン・ベーコン)が立ち寄ったガソリンスタンドで、息子のブライアンがギャング団の一味に殺されます。犯人は捕まりますが、軽い罪にしかならないことがわかり、ニックは自分の手で復讐。ニックが殺した相手がギャング団のボスの弟だったことから、ギャング団はニックだけでなくニックの家族も狙いはじめ……

ストーリーはかなり変えていますが基本設定は同じ。主人公が一般人ということで、主演のケヴィン・ベーコンに合わせて、リアル感を持ったアクションシーンにしています。1度目のブロンソンや3度目のブルース・ウィルスのような痛快感はありません。ケヴィン・ベーコンにはヒーローとしての華がないなァ。

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