懐かしの時代劇

CATVの時代劇専門チャンネルで放送されていた『丹下左膳(全26回)』を観了える。放送されているのを知ったのが途中からだったので全部は観ていません。『丹下左膳』は何度もテレビドラマ化されていますが、これは中村竹弥 が主演したTBS系列で1965年10月6日~66年3月30日に放送されたもの。

お話は毎度お馴染みの“こけ猿の壺”をめぐる争奪戦。左膳の剣のライバル・柳生源三郎に菅貫太郎、源三郎の恋人で司馬道場の跡取り娘・萩乃に光本幸子、司馬道場乗っ取りをたくらむ峰丹波とお蓮に瑳川哲朗小山明子、左膳に首ったけの櫛巻お藤に中原早苗、左膳とお藤が親代わりになるチョビ安に大森俊介、子悪党のつづみの与吉に砂塚英夫、こけ猿の壺に秘められた財宝を幕府のものしようとたくらむ黒幕・愚楽老人に花沢徳衛、愚楽配下の隠密党の首領・月形左門に牧冬吉、“こけ猿の壺”をめぐる騒乱を取り鎮めようとする大岡越前に二役の中村竹弥、越前の親友で越前の意をくんで動く蒲生泰軒に戸上城太郎といったキャスティング。

このドラマの変わっているところは、こけ猿の壺には男壺と女壺の二つがあって、両方が揃わないと財宝のありかがわかりません。原作にはない女壺を預かっていた茶匠・鷹丸(江見俊太郎)が争奪戦に加わります。左腕だけの中村竹弥、ヘッピリ腰の菅貫太郎のチャンバラは迫力なし。褒められたもんじゃありません。女壺の争奪戦もとってつけた感じ。話のタネとしては楽しめましたけどね。

宣弘社が製作しており、脚本が川内康範、監督が船床定男、音楽が小川寛興と宣弘社作品のお馴染みメンバー。主題歌を歌っている中村富士夫という歌手は知りませ~ん。

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プレステ4で『三國志14PK』のシナリオ1:黄巾の乱孫堅でプレイ。張宝領の許昌を攻略。張宝軍に江陵を奪われ、程普が捕らわれ、第2軍団長は李牧になりました。