先週に続き

懐かしのテレビ時代劇『お庭番』の第5話「みな殺しの唄」(脚本:菊島隆三・安藤日出男、監督:小野田嘉幹)を観る。

紀州家・徳川頼宣三島雅夫)の後ろ盾を得て、由比正雪岡田英次)は丸橋忠弥(菅貫太郎)たちと幕府打倒を計画。正雪に忍者として育てられた新八郎(新克利)は軍資金調達のために甲斐山中の西山郷を調べるように命じられます。西山郷は周囲から隔絶した平家の落人部落で、砂金があるという噂があったんです。新八郎は西山郷の出身で3歳の時に口減らしのために川に流されおり、信じられなかったのですが村に潜入すると……

新八郎の兄である村長の甚吾(横内正)から、川に流された経緯を聞かされた新八郎が砂金をどうするか悩んでいるうちに、正雪一味に潜入していた隠密(中井啓輔)によって正雪の乱は失敗に終わります。隠密と正雪の残党が金を狙って西山郷に現れ、新八郎と対決。

ラストの決闘は、名作西部劇『駅馬車』のような表現にしていますが、効果をあげているとは思えません。オーソドックスなチャンバラが見たかったで~す。

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