カンフー時代劇

録画していた『少林寺 十八の羅漢』(2020年/監督:ジャン・ジェアリン&リー・シージェ)を観る。少林寺の僧兵と倭寇との戦いを描いた武侠アクションです。

16世紀半ばの明時代の中国、村々を荒らしまわる倭寇を食い止めるために朝廷は少林寺に助力を要請。ウージュエ(シェー・ミャオ)を筆頭とする18人の僧兵は明軍に協力すべく出発します。途中で倭寇に襲われている村人を救い、明軍が駐屯している砦に向かいますが、明軍は逃げ去ったあと。村人を守るために18人は砦に立て籠もって倭寇と戦うことになり……

倭寇の首領は、海賊でなく小西という源平時代のような兜鎧をつけた武将。側近に女忍者(武器は沖縄空手のサイ)がいたり、配下に野武士がいたりとシッチャカメッチャカな倭寇です。中国人俳優が演じているので首領の日本語(字幕があるので何を言っているかわかります)はへんだし、部下たちは片言。中国で活動している日本人俳優に吹替させたらいいのにね。あまりに酷いので嫌がったかな。

スピード感はあるものの、棒を使ったアクションは一本調子で、もっと多彩なカンフーアクションを見たかったで~す。

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