今年の大河は

NHK大河の『青天を衝け』の最終回を観る。渋沢栄一の少年時代から91歳でなくなるまでを描いたドラマ。栄一役の吉沢亮は若いままでしたね。最期はそれなりでしたが、それでも晩年くらいは、おもいきったメイキャップで老人ぶりを見せてほしかったです。声も若いまま。情熱は感じましたが、演技はまだまだですな。

草彅剛の徳川慶喜は自然体の演技で意外とグッド。草彅自身のキャラがうまく活かされた感じです。若手俳優中心で重厚感はありませんでしたが、昔の大河と比較してもせんないこと。

ナレーション的存在で登場してくる北大路欣也徳川家康が、ドラマのアクセントとなっていて気に入りました。『あさが来た』の五代友厚役でブレイクしたディーン・フジオカが同じ役で出演していることが話題になったくらいで、徳川家康がなければ印象の薄い大河になったでしょうね。

来年の大河『鎌倉殿の13人』は果たして……

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