酩酊気分で

録画していた『アース・フォールJIUJITSU』(2020年/監督:ディミトリ・ロゴセティス)を観る。地球人を倒すためにやってきた武闘エイリアンと格闘家たちの戦いを描くSF格闘アクションです。

ミャンマーの密林地帯で記憶を失った男(アラン・ムーシ)が米軍基地に運び込まれます。そんな中、好戦型の宇宙人が彗星より飛来。男は名前も思い出せないのにすさまじい戦闘能力を持っており、謎の戦士(トニー・ジャー)が男を連れ去ると仲間のもとへ連れて行きます。男の名はジェイク、謎の戦士はケウン、他にハリガン(フランク・グリロ)・サンド(リック・ユーン)・マイラ(マリー・アヴゲロプロス)・カルメン(ジュージュー・チャン)が彼らの仲間。隠遁戦士のワイリー(ニコラス・ケイジ)から6人の戦士は使命を聞かされます。それは、6年周期で地球に現れるエイリアンの戦士と戦い、勝たなければ地球は滅ぼされるというもの。エイリアン戦士は米軍基地を壊滅させ……

太古に、地球にあらゆる武術の源となったJIUJITSUを伝えたエイリアンが、地球の最強戦士とどちらが強いか競い合うわけね。プレデターの劣化版のようなエイリアンで、ヘルメットの下の醜い顔を期待したのに、正体を見ることなく爆殺されました。コミック風のタイトルが面白かったくらいで、格闘アクションスターを揃えながら見るべきアクションのない駄作。ニコラス・ケイジは相変わらず作品を選びませんねェ。観ている私も、作品を選びませ~ん。

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