時代劇から

録画していたNHKの正月時代劇『幕末相棒伝』を観る。坂本龍馬土方歳三が将軍暗殺未遂事件の犯人を捜す歴史ミステリー?です。

坂本龍馬永山瑛太)の斡旋で大政奉還西郷隆盛(谷田歩)と話しあうために薩摩屋敷に向かっていた将軍・徳川慶喜渡辺大)の駕篭が狙撃されます。幕府の実力者・永井尚志(杉本哲太)に呼び出された土方歳三向井理)は犯人を捜すように命じられますが、相棒はなんと坂本龍馬。薩摩を疑った土方は龍馬と薩摩屋敷へ。そこで、新選組を離脱して御陵衛士を結成した伊東甲子太郎佐藤隆太)と出会います。大政奉還に反対する、会津佐川官兵衛近藤芳正)、公家の岩倉具視中村梅雀)、長州の桂小五郎駿河太郎)などと接触しますがいずれも犯人ではなく……犯人は伊東甲子太郎で、幕府と薩長を戦争させて一旗あげようと目論んでいたんですな。しかし、大政奉還が行われ、それを仕組んだ龍馬を伊東甲子太郎が暗殺。土方は龍馬の復讐のために油小路で伊東を暗殺というとんでもない物語。確かに龍馬暗殺には謎が多いのですが、これは全くの新説。だけど、こんなとんでもない話が私は好きなんですよォ。

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