昨日に続き

懐かしのテレビドラマ『夜の主役』の5~9話を観る。殺人容疑をかけられた元弁護士の尾形(天知茂)が真犯人を追いつめるサスペンスドラマです。

恩師を仕組まれた自動車事故で死なせた尾形は、恩師の夫人(三宅邦子)がホテルのレストランで毒殺され、同時間帯にホテルにいて、夫人と一緒にいた男と同じ服装をしていたことから殺人容疑者にされます。同一人物でないことを証明するために、レストランにいた目撃者を捜しますが、いわくのある人物ばかりで……

5話の目撃者は、岩本多代の人妻と昔の恋人の山本耕一。6話の目撃者は、売春交渉をしていたフーテン少女の桜井浩子。7話の目撃者は、姉の復讐をしようとしていた産業スパイの藤村志保。8話の目撃者は、刑務所から出てきた昔の恋人と会っていた社長夫人の田島和子。9話の目撃者は暴力団組長の穂積隆信。目撃者の諸問題に主人公が絡むという展開。真犯人は、恩師が顧問弁護士をしていた大東産業社長室長の佐藤慶なんですが、佐藤慶は元陸軍特務機関出身の大東商事社長の内田朝雄を使って主人公を見張らせ、目撃者を黙らせます。主人公を犯人と考えて執拗に追いかける刑事役で今井健二が毎回登場。

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