モンスターの次はスパイ

録画していた『スパイ・ハンター』(2020年/R・エリス・フレイジャー)を観る。敏腕スパイと最強の殺し屋の対決を描いたB級アクションです。

MI6の凄腕エージェントのグレイ(ルーク・ゴス)は、麻薬王ラストウ(エリヤ・バスキン)を逮捕しますが有罪を立証するためにはラストウの実子ジェイク(レントン・ペクサ)のDNAが必要と判明。ラストウに雇われたZ(ロベルト・サンズ・サンチェス)は死体を残さないという殺し屋。ジェイクは養父のフランク(ルイス・マンディロア)と山に鹿狩りに行っており、Zが彼らを追います。グレイもジェイクを守るために山中へ……

B級作品らしい、いいかげんな邦題ですな。狙われるのはグレイじゃないし、Zもスパイじゃありません。前半の思わせぶりなジェイクの血友病という設定や、ジェイクとフランクのアーチェリーの練習も後半に全く活かされておらず、何じゃコリャです。Zの最期も、あっけなくて、最後まで盛り上がらない最低映画で~す。

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