本日も

録画していた『誰かに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2』の「ゆうれい貸屋」と「半化け又平」を観る。

「ゆうれい貸屋」は、怠け者の桶屋が幽霊と暮らすうちに改心する物語。桶職人の弥六(尾上寛之)は仕事嫌いの怠け者で、妻もあきれ果てて家を出て行ってしまう始末。そんな弥六の家に美人の幽霊・お染(陽月華)が現れ、居つきます。家賃を払えない弥六は大家(徳井優)から出ていけと言われ、お染のアイデアでゆうれい貸屋を始めますが……

最後のオチもピッタリはまって、落語のようなエピソード。ツッコミどころが多く、人情話としては今イチです。

「半化け又平」は、剣術道場の下男に興味をしめした道場主の娘の物語。八重樫道場の娘・椙江(秋田汐梨)は、“半化け”とあだ名されてからかわれている又平(植木祥平)が気になってしかたありません。父は師範代のひとりを後継者にして椙江を嫁がせようと考えますが、又平のあとをつけた椙江は又平の秘密を知り……

又平は八重樫流の奥義を盗みにきた剣士で、性格の悪い師範代より腕前ははるかに上。チャンバラシーンもあり、ハッピーな結末もグッドで~す。

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