潜水艦映画ということで

録画していた『ウルフズ・コール』(2019年/監督:アントナン・ボードトリー)を観る。潜水艦の音響分析官がキャッチしたソナー音をめぐるフランス製サスペンス映画です。

抜群の聴覚を活かし、わずかな音をたよりに敵の正体と動向をさぐる、フランス軍潜水艦の特殊分析官シャンテレッド(フランソワ・シヴィル)は、潜航任務中に“狼の叫び”にも似た不気味なソナー音をキャッチ。それが何なのか識別できず、ピンチを招いてしまいます。作戦メンバーから外された彼は、独自の調査により、その音を発する正体を突き止めることに成功。やがて、その音が聞こえた時、シャンテレッドは人類滅亡の危機を賭けた決断に迫られ……

外交調停も行わずに核戦争の危機になるという設定には疑問。フランス軍の命令系統がこの映画の通りだと、怖いですね。潜水艦映画は好きなのですが、後味の悪い結末は好きになれません。主人公だけが助かればいいってもんじゃないですからねェ。

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