WOWOWで放送していて録画したままだった時代劇『薄桜鬼(全10回)』を観了。
時代は幕末、行方不明の父を捜しに京に来た少女・雪村千鶴(若柳琴子)は、人の血を吸う羅刹と遭遇。千鶴は土方歳三(崎山つばさ)率いる新選組隊士に救われます。千鶴の父は、羅刹や新選組と因縁があり、千鶴は新選組に身をおき、父を捜すことにしますが……
池田屋事件や油小路の暗殺、鳥羽伏見の戦いまでの新選組の出来事を絡めて物語が展開するところが面白いくらいで、内容はトホホ。原作は女性向けゲームとのことで、若い女性が見たら感じが違うのかな。
ダークファンタジー時代劇ということで期待したのですが、主人公の少女はチョコマカするだけで何にもできず、少女を狙う鬼も基本的には人間の敵ではなく、最終回も何じゃコリャという終わり方。続編を匂わせていますが、観ても時間のムダになりそうなので、その時はパスで~す。